四谷三丁目のアンパンマンショップ

四谷三丁目は新宿通りと

外苑東通りの交叉点。

 

バブルがはじけて

街が暗い。

 

外苑東通りのビルには

レンタルの貼り紙がベタベタ。

 

「あのお店借りましょう」と

スタッフが言ったのは、

 

元毛皮屋のあったビルの一階です。

 

「なるほどね、あそこならギャラリーになるかもしれない。」

画廊なら店番ひとり置いて、壁だけあればいいや」と、

大家さんに交渉して借りました。

 

自分ではできないので、アンパンマンの出版社の

フレーベル館に改装を依頼しました。

 

ところが工事が始まって、

どこでどう間違えたのか、

できあがったのは

アンパンマンショップだったんですね。

 

1994年6月11日、画廊のはずが、

いつの間にやらお店になり、

やなせたかしの直営店誕生。

 

11時にオープン。

梅雨どきでしたが晴天で、

来店したお客さんは250人、売り上げ70万円。

 

全く商才のないぼくが、

ショップをやることになるとは思いませんでした。

 

店長八木節美、店員澤村美奈のふたりだけ。

ふたりとも全くの偶然の巡り合わせの女性です。

 

2005年で開店11周年、

今はアルバイトが5人で、

うちふたりは十年勤続。

小売業界不振の時代なのに赤字も出さず

健全経営なのはふたりのおかげです。

 

初めから利益を度外視して、店の真中を大きく開け、

子どもが玩具を手にとって自由に遊べるようにしてあります。

壊されても文句は言いません。

 

 人生なんて夢だけど(抜粋)

2 Replies to “四谷三丁目のアンパンマンショップ”

  1. 利益を度外視して、
    子どもが、お店の中心で
    玩具で遊べることを目的としたショップ。
    壊されても、文句は言わない。

    それでも経営は黒字。そして、もうすぐ20年。

    愛と勇気がないとできない真心経営。

    ボクも、とっても大好きなお店です。

  2. 初めから利益を度外視して、
    店の真中を大きく開け、
    子どもが玩具を手にとって
    自由に遊べるようにする。

    おもちゃを投げられても、
    えほんを破られても
    お菓子を食べられても
    文句は言いません。

    そんなお店だからこそ
    存続する。応援したくなる。
    まさに愛と勇気の真心経営

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