子どもの本離れの理由

最近の子どもは
本を読まなくなった
とよくいわれます。
 
その原因のひとつは
本が面白くない
からではないでしょうか。
確かに昔のほうが
はるかに面白かった。
 
だからかく側にも
責任があるといえます。

 
みなさんは
子どもに
本を読ませるとき
たとえば
白雪姫
シンデレラ
ジャックと豆の木
 
など
名作といわれるものを
読ませておけば
子どもは良くなると
多分思っているでしょうが
 
これらの本を
よく読んでみると
確かに面白いけれど
ひどい話もあります。
 
この頃読んで
いちばん
ひどいと思ったのは
「ジャックと豆の木」
 
ジャックは実に
いやらしい子どもです。
 
「ヘンゼルとグレーテル」も
非常に悪い話
のように思えます。
 
「白雪姫」は
お母さんが
娘の美しさを妬んで
毒殺する話です。
 
すべて主人公は
美しくかわいい人
お母さんとかお姉さんは
みんな顔がまずい人
心が悪い人。
 
皆さんは心の中で
自分はきれいだと
思っているでしょうが
 
世の中の
約80パーセントは
それほどでもありません。
 

本当の美人というのは
20%ぐらいでしょうか。

 
きれいな人は
幸せになれるが
きれいでない人は
幸せになれない
 
心もきたない
ということになる。
だからこの本は
最初の設定に
まちがいがあります。
 
「ジャックと豆の木」が
なぜいやらしいか。
大男が雲の上にいる。
 
何もしていないのに
この大男は
悪者になっています。
ジャックは金貨を盗み
お母さんの
ところへ持って帰る。
 
ふつうだったら
交番にとどけなさい
というでしょう。
 
このお母さんは
ジャックを
とてもほめます。
 
泥棒奨励の話です。
さらに
金のにわとりをとってきて
お金持ちになるのに
満足せずに
もう一度あがっていくと
 
大男が
ハープを弾いています。
なんと大男は
芸術を愛するやさしい人。
そのハープさえ盗み
大男は豆の木を切られて
惨殺されてしまいます。
 
こういう話が
かかれた背景には
重税にあえぐ
貧しいイギリスの
植民地から
金をとってくるという
国策が含まれています。
 
「ヘンゼルとグレーテル」は
窯の中で
おばあさんを
焼き殺す話です。
 
ふつうだったら
殺したあと
恐ろしくて
逃げ出すでしょう。
 
それなのに
家の中から宝を捜し出し
お父さんに持っていきます。
お父さんは
よくやったとほめます。
 
ちいさい子どもが
殺人を犯したあとなのに
こんなことを
するでしょうか。
 
ひどい話
なのに面白い
これらの本には
子供が夢中になり
絶対喜ぶ
部分があります。
 
面白くて
読まれている本には
ほとんどすべて
”毒”があります。

 
ところで、昔
出版社の人に
アンパンマンの
話をみせたとき
童話とか
子どもに読ませる本は
王子様とお姫様が
出てくる話がよい
 
空をとぶ
アンパンマンなんて
下品だと断られました。
 
数年後
「やさしいライオン」が
売れたため、今度は
やなせさんの好きなものを
かいてくれといわれました。
 
また
アンパンマンをかいたら
いやな顔をされましたが
これが
子どもの間で人気になり
いまでは出版社の人も
 
「いいお話ですね」と
いいます。
 
当時人気があった
怪獣ものは
ビルや山林を舵にしても
正義は勝つ
という結末でした。
 
でもその山林の持ち主
壊されたビルの持ち主
 
回りの家の人たちは
納得できないでしょう。
 
好戦的な
スーパーマンは
われわれは
求めていません。

作品について


もうひとつのアンパンマン物語

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