子どもは本能的に選ぶ

子どもは
「やなせたかし」も
知らなければ
「アンデルセン」も
「グリム」も知らない。
 
2歳だと
キャラクターしか
わからない。
 
そのいっぱいある
キャラクターの中で
 
アンパンマン
ミッキーマウス
スヌーピー
とか
ドラえもんとか
わりと
パッと選ぶのです。
 
子どもが本能的に選ぶ
キャラクターには
説明できない
何かがあります。
 
そして
子どもというのは
不思議ですが
大人には
一回読んだら
もう何度も
読みたくはない。
 
子どもは
好きな本だったら
何回も何回も
あきてしまうじゃないかと
思うくらい
繰り返して見ます。
 
しかも
好き嫌いが
はっきりしています。
嫌いなものは
いくら勧めたって見ません。
 
それは
どんな評論家の批評よりも
非常に強力だし
しかも純粋です。
 
評論家というのは
いろいろ理屈で
理論を組みたてる。
 
だけど子どもは
何の理屈もないし
先入観もない。
 
だから
なんだかんだという前に
児童のものだったら
子どもに
見せてみればいいんです。
 
イタリーのボローニャで
毎年児童絵本の
展示会があります。
日本は常連の受賞国
なんですが
この章の中に
エルバ賞というのがあります。
 
これは
子どもが審査員です。
でも
小学校6年ぐらいになると
もうだめです。
 
余分な知識がついて
これを選んだほうが
先生にほめられるんじゃ
ないかと考えてしまう。
 
もう何にもわからない
子どもが
「いい!」って
選ぶのがいいですね。
 
直感というか
本人も選ぶ気も
何もないんですから
あれがいちばん
正しいんじゃないですか。
やっぱり
いいものというのは
理屈で割り切れる
ものではありませんね。
心なのです。

作品について


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