書籍/BOOK

あんぱんまん

絵・作
やなせたかし
出版社
フレーベル館

ストーリー

アンパンマン絵本の元祖の一冊。
アンパンマンはおなかをすかせている子どもなど、困っている人のところへ現れ、助けます。

おわりに

〈あんぱんまんについて〉
子どもたちとおんなじに、ぼくもスーパーマンや仮面ものが大好きなのですが、いつもふしぎにおもうのは、大格闘しても着ているものが破れないし汚れない、だれのためにたたかっているのか、よくわからないということです。
ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そして、そのためにかならず自分も深く傷つくものです。
そしてそういう捨身、献身の心なくしては正義は行なえませんし、また、私たちが現在、ほんとうに困っていることといえば物価高や、公害、飢えということで、正義の超人はそのためにこそ、たたかわねばならないのです。
あんぱんまんは、やけこげだらけのボロボロの、こげ茶色のマントを着て、ひっそりと、はずかしそうに登場します。自分を食べさせることによって、飢える人を救います。それでも顔は、気楽そうに笑っているのです。
さて、こんな、あんぱんまんを子どもたちは、好きになってくれるのでしょうか。それとも、やはり、テレビの人気者のほうがいいのですか。
やなせ・たかし

本について

内容
詳細
単行本
32ページ
出版社
フレーベル館
言語
日本語
ISBN-10
4577002086
ISBN-13
978-4577002087
発売日
1976/5/1
梱包サイズ
26 x 20.6 x 1 cm