書籍/BOOK

こんぺい糖の花

著者
やなせたかし
出版社
サンリオ

内容

日本語って面白い、方言てすばらしい。日本全国、北から南、各地の方言で綴られたユニークな詩集。

もくじ

1

この詩集の方言詩についてのぼくの考え

2

ドジモナネ

3

いつも げれっぱ

4

国後

5

ライラック

6

星屑の愛

7

青函連絡船

8

ガッコ好ぎんだ

9

泣がでね かあちゃん

10

めんこい鳥さん

11

たった一字で

12

透明な風だら

13

だら

14

みんなのぐなす

15

こんぺい糖の花

16

おっぴさん

17

石っころ

18

先生

19

掃除当番

20

あじょうすりゃいいんだ

21

あられちゃんはいんねこいとる

22

こらえち

23

大阪に行ったほ

24

大根坂

25

ビブラート奏法

26

とみいの晩秋

27

この頃・・・

28

笑わるっぽい

29

木曽ん灯

30

なんか悲しいね

31

あくせん

32

なつかしかあ

33

うどん

34

悲しか異土

35

桜島ん灰

36

うどうるくかい?

37

プロポーズ

38

沖縄方言

39

あとがき

あとがき

やっと方言詩の第一集がでました。
詩の選定、構成、編集、絵、塗丁、レイアウトの全部を独学でやりました。
手塩にかけて育てた方言詩はどうしても自分一人で全部面倒をみないと気がすまなかったのです。
なぜかというと方言詩集にもひとつのパターンがあって、どこか田舎くさく、素朴っぽくつくってしまう傾向があります。
ぼくはこれを逆に考えたのです。
標準語よりも方言の方が優れている。
もっと洗練されているという視点にたって、ほとんど熱狂的なファンの心情であこがれながらこの本をつくりました。
載せたかった詩はこの本に収録された詩の数倍あり、この本が幸いにして好評ならぜひ第二集をだしたいと熱望しています。
方言詩にあまり興味のなかった人にも面白く読めるように、詩の純真さを損なわない程度に工夫をこらしました。
現代詩へのひとつのペレストロイカとしてのささやかなこの詩集に集合した十三歳から八十歳ぐらいまでの無名詩人たちの詩が多くの人に愛されることを望んでやみません。
編集をやっと終えて、読みかえしてみると北から南へとひとつの言葉のグラデーションができていて、その美しさ、面白さ、かわいらしさに、あらためておどろいています。
ただし、ぼくは方言研究家ではありませんので、基本的にはあくまでも抒情方言詩集です。学研の人には向いておりません。

本について

項目
内容
新書
79ページ
出版社
サンリオ
言語
日本語
ISBN-10
4387880783
ISBN-13
978-4387880783
発売日
1988/08