あらすじ
2014年に公開された、アンパンマン映画の26作目。
アップルランドからやって来た、かっこいいヒーローに憧れているりんごぼうやの話です。りんごぼうや達がリンゴを育てながら住んでいる、アップルランド。ある日、アップルランドのリンゴが、全て毒リンゴにされてしまいます。りんごぼうやは、大切なふるさとを元通りにするために、どんな所でも育ち、世界一大きなリンゴの実をつける”魔法の種”を探しに出かけるのです。
りんごぼうやと出会い、話を聞いたアンパンマン達は、一緒に魔法の種を探します。しかし中々見つかりません。「もうこんなカッコ悪い事したくない」と諦めているりんごぼうやを、アンパンマンは優しく励まします。泥だらけになっても、顔が欠けても、みんなを助けるアンパンマン。りんごぼうやは、「どうしてそんなに優しいの?」と尋ねます。アンパンマンは「誰かを助けると胸がポカポカして、あたたかくなるんだ。」と答えたのです。
次の日、アンパンマン達と一緒にりんご村へ出かけます。りんごちゃんのリンゴ作りを手伝い「ありがとう」と言われると、りんごぼうやは、心の中がポカポカするのでした。
そこへ、世界中のリンゴを毒リンゴにして、真っ暗闇にしてしまおうと企むマジョーラが現われて、りんご村のリンゴを次々と毒リンゴにしていきます。アンパンマンは、マジョーラに毒リンゴの姿にされてしまいますが、決して諦めず、みんなの為に頑張ります。そんなアンパンマンの姿を見て、りんごぼうやは気付くのです。かっこ悪くても、泥だらけになっても、誰かを助ける為に頑張るのが、本当のヒーローであることを。その時、りんごぼうやとりんごちゃんが大切に育てたリンゴがとても眩しい光を放ちます。光は、マジョーラの動きを封じ、アンパンマンの新しい顔を焼きあげました。アンパンマンは、りんごぼうやから貰った光のパワーでマジョーラを倒します。りんごぼうやは、ふるさとのアップルランドを元通りにする約束をして帰って行きました。
アップルランドに遊びにやって来たアンパンマン達は、美味しそうなリンゴがたくさんなっているのを目にします。りんごぼうや達の楽しいリンゴダンスが始まります。
(アンパンマン公式サイトより)