「てのひらを太陽に」をはじめ旺盛な作家活動をしているやなせたかし創作の原点ともいえる童謡詩。
希望、天使、星、光をテーマに43篇を収載。
内容
もくじ
- 1
〜希望〜
希望の歌- 2
希望岬
- 3
絶望のとなり
- 4
希望の砂
- 5
希望エキス
- 6
かなえられない希望
- 7
窓からみえる希望
- 8
水たまりの希望
- 9
希望のかたち
- 10
一円玉の希望
- 11
希望の火
- 12
明日の希望
- 13
ぼうしにとまる希望
- 14
〜天使〜
ゆきのてんし- 15
猫の天使
- 16
コックの天使
- 17
天使のパンツ
- 18
鳥かごの天使
- 19
うわさの天使
- 20
電話の天使
- 21
波のり天使
- 22
花の天使
- 23
しもやけ天使
- 24
百円玉の天使
- 25
ソバカスのある天使
- 26
はくせいの天使
- 27
季節の天使
- 28
ハンカチの天使
- 29
まいごの天使
- 30
ラーメン天使
- 31
〜星〜
青い星- 32
イルカの星
- 33
星の花
- 34
ゴリラの星
- 35
星
- 36
星と風
- 37
〜光〜
光よ- 38
きんいろの太陽がもえる朝に
- 39
そらはかみさまのおかお
- 40
太陽はお医者さん
- 41
その雲とぼく
- 42
紙ひこうき
- 43
朝日・夕日
あとがき
〈あとがき〉
ぼくは日本童謡協会の会員でその他アニメや絵本の仕事をしているのに、今までに童謡集を一度も出していないことに気がついた。
アニメソングだけでも二〇〇曲以上あるしそれ以外の子どものための詩や童謡も多い。
幸か不幸かオーバーワークがたたって入院してしまった。
久しぶりに自分の時間ができたのでベッドの上で整理してみるといつのまにか相当の量の童謡、童詩、あるいは少年詩のようなものが溜まっていることにびっくりした。
とても一冊の本には入りきらないので、少しずつ時間をおいて本にしたいと思った。
アンパンマン等のアニメソングはCD化されているのでそれは全部除いた。
ぼくの子どもの歌の中で一番よく知られているのは「てのひらを太陽に」だと思うが他にも太陽の歌は多いので巻末の光の章に入れた。
今のような時代にこんな詩集を読む子どもたちがいるのかどうかは疑問だけど、ぼくの仕事の原点はここにある。
アンパンマンもニャンダーかめんも、漫画も絵本もかたちをかえたぼくの童謡のようなものである。
本について
- 内容
- 詳細
- 単行本
- 105ページ
- 出版社
- フレーベル館
- 言語
- 日本語
- ISBN-10
- 4577021315
- ISBN-13
- 978-4577021316
- 発売日
- 2000/7/1
- 梱包サイズ
- 21.2 x 15 x 1.6 cm